インテリアに関連するさまざまなシーンやたいせつな情報を、インテリア・コーディネーターのプロフェッショナルな視点を通してコラムに連載しています。

 

お引っ越し①

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旧年中は我家にとっては次から次へと問題の多発する一年でした。
 最後に勃発したクロスズメバチ戦争は、冬に入りやっとこさ、姿を見かけなくなりましたが、時折ハチの死体が転がっているので、トイレットペーパーとゴキブリ用の瞬間冷凍スプレーを身につけて歩かねばならぬ日々が続いています。
 動物がいると殺虫剤が使えない為、手で握りつぶすか、凍らせて潰すかの二択しかなく。
 結局、巣の場所は天井...らしい、としか分からないので駆除業者を呼ぶ事も自力で排斥する事も出来ずに年を越してしまいました。
 更にはお気に入りだった充電式掃除機は、突然バシンと音がして何かが焦げ付く臭いと共に壊れ、既に壊れて脱水とタオル数枚ずつ程度の乾燥しかできなかった洗濯機も、乾燥の度に妙な振動音が響いて機動力があやしくなってきてしまい、「家電はダメになる時は一気に壊れる」と言われる為、次はPCだったらどうしよう...とビクビクしております。
 それでも今のところ住人・住犬ともども新たしい年に入り、二か月何とか過ごせているので、幸せに違いない!と感謝です。
 新しい年で一応決まっている事は引っ越しでしょうか?
 今住んでいる場所と古さは良い勝負ですが、室内面積が広いのと水回りと床をしっかりとリフォームして貰えると言うので、駐車場は近くで借りなければならないのと、行きつけの病院へは時間がかかるデメリットはあるとしても良いと思うのですが、幾つか微妙な不安が...。

 1つは白アリ。いると聞いて、それは完全駆除して欲しい、と頼んだところ、帰って来た言葉が
「ああ、もう白アリが食べられる部分は全て食べられたから大丈夫!」
であった事。
 別の意味で凄まじく不安です。
 一階二階と繋がる階段もまた絶対に一度か二度は落ちそうですが、そんなのはナメクジの居ないお風呂とウォシュレットで帳消しになるほどです!
ただ、アリも喰わない家...木造でそれは果たして地震に耐えられるのか?
 いやいや、洗面所に洗濯機置き場までしっかりあるなんて夢のようなので気合で防災訓練はしっかりすればいい。で問題なし!
玄関扉も出来れば丈夫なものに変更したいと申しましたら、「あ、家全体が傾いているから無理じゃないか?」と言われました。
ビー玉遊びに興じる事もないですし、もともと普通にしていても眩暈を起こす体質なので大した問題にはならないに違いない。
 ちなみに、お友達と実際に家を見にまいりましたら、「床を直して貰えるなんていいじゃない。うちの床はぐにゃりとした足に優しいフローリングのままだよ」とにっこりと言われました。
 田舎の年季の入った家は大抵そのような物です。
気にしていたら犬達とは住めません。
 ただ、二階に行った時、天井近い壁に変わったお面が取り付けてあるのを見つけました。
 インテリアには合わない気がするものの、外したら家が崩壊しそうで取り敢えずそのままにしてありますが、実はこのお面が一番謎です。
 今年の課題そして、希望としては、何とか無事に引っ越しを済ませて、新しい生活を楽しんで始められる事でございます。
 次回もお引越しは続きます(笑)
 あれこれ問題のある家がどんな風に変わって行くか、楽しんで頂ければ幸いです!

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どんなに美しい家でも、どんなに機能的な家でも、どんなに素敵なインテリアの家でも、全てを台無しにしてくれる悪の根源。
 それは「虫」でございます。
 虫だけではないですね。蝙蝠にねずみ。キツツキ。
 この世界は人間だけのものではありませんので、いくら固定資産税を支払い、自分の土地に自分の家を建てたのだと宣言しても、それはあくまで人間だけのルールであり、それを蝙蝠やらゴキブリやらネズミやらに主張しても無理無駄というものです。
 完璧な隙間のない家は中々作れません。喚起設備は人間にとっても重要です。そして何より窓やら玄関無くして家は成立しません。
 屋根裏もあれば、床下だってあり、人間が増えすぎて、自然界にどんどん進出していけば、元々人間と共存していた虫やら動物は勿論、自分達の居場所を占拠された自然界の生き物も適合出来るモノは頑張って生き延びているのです。
 特に一軒家はどうしても様々な生き物が間借りしに来るのである程度仕方ないとしても、これだけはちょっとやめてほしい...と言う生物も中にはいます。
 我家はかなりこういった生物が多く、そして、結構おおらかな対応をしているのではないかな、と思います。
 蝙蝠もナメクジもヤモリもゲジも蜘蛛も大抵は放置か外に逃がしますし、蟻は出て行って貰いますが、目撃してすぐにぶち殺すのはゴキブリとムカデと蚊くらいなものです。
 しかし、最近頭の痛い侵入者が出没するようになりました。
 それが写真のハチ。
 最初は捕まえては逃がしていたのですが、何処からやってくるのか、仕事机の前の窓に派手な羽音と共に二匹も三匹も飛んでいるので、一体この羽虫は何者か?と調べた結果、スズメバチ科のクロスズメバチだと判明いたしました。
 スズメバチと言うと死者も出す危険なハチと認識されているものですが、こちらは中でも小型で1cm~2cm。温和で攻撃性は低く、毒性も少なめらしいですが、何度も逃がすのはしんどい上、11月の始めには逃がそうとして見事に刺され、痛い思いをさせられたので、以来、朝は早めに起きて、ハチ退治をするようになりました。
 結構手間や時間がかかりますが、我家のお犬さまに害が及べば心も懐も痛むのは間違いないので必死です。
 ついでに言えば、お犬さまの為に殺虫剤一式は使えない為、一々ティッシュで叩きつぶしたり、握り潰したりも大変です。
 小さい上に長野県では瓶詰めやら缶詰やらで食用にされているハチらしいですが、一応スズメバチはスズメバチなのでアナフィラキシーも不安材料の1つ。
 お役所に連絡すると大抵はスズメバチだけは駆除してくれるものですが、こちらの役所ではスズメバチも業者へ。助成金も廃止して、防護服だけは貸出ししてくれるとのこと。
ケチです。
 ただでさえスズメバチ退治は値段が高い上、そもそも巣の場所も、何処から一体入り込んでいるのかも分からないのでは余計支払いがかさむので大貧民の我家では安易には頼めません。
 せめて巣のありそうな場所を限定しなければ。
あちこち探して最近やっと台所の蛍光灯と天井の隙間から顔や尻を出している所を発見。
しかし、そこだけが本当に出入り口なのかどうも分からないので、網で蛍光灯を覆い、出てきたハチがそこに引っかかって、室内には出没しなければ奥に巣があるに違いないと考える事にしまた。
電気自体がかなり大型なので網代がどれくらいかかるのかよく分からず、ネットで調べようか...?と考えている時、とってもナイスな事に気付きました。
 そう、うちはインテリアが家業であり、網なぞ買わなくともレースの端切れがわらわらとあるではないか!!
 インテリア最高!
 きっとこんな時の為にインテリアショップはあるのです!!
 そこで、会社の端切れセールコーナーから大き目のレースをチョイスして買い、帰宅後早速、画鋲で仮止めしてみました。
それから2週間。
数的には減っていますが、何故かハチは時折現れて結局私が始末する歯目になっています。
まだ何処からか入る場所があるのか...。
スズメバチ科の対策などには大分詳しくなりましたが、ハチが減ったのが冬に向かいつつあるからだとしたら、入口は何処なのか、浴室やトイレにまで時折現れて脱ぐ前に殺さなくてはならない状況に、さて、どうしたものか...と淡いブルーのレースを選んだせいで微妙にムードのある空間が出来あがってしまった台所で対策を練っている今日この頃。
インテリアよりも何よりもまず我家に必要なのはハチ退治になってしまった、と無い知恵を只管振り絞って今夜も考えなくてはなりそうです。
 そんな私のような人間の為に、是非、どなたか安全で、虫やネズミや蝙蝠が近づかないフェロモンなり天敵の臭いなり、とにかく彼らがとっても嫌がり自ら近づかなくなる建築素材を作っくださいませんか?

趣味とインテリア

  インテリアの中には様々なキャラクター物とコラボされた商品がかなり出ていますが、実は私自身はカボチャ柄以外のシリーズはあまり欲しいとは思いません。
 そして、カボチャは別にキャラクターではないですし、シリーズ物も出ていないので、結局カーテンもカバーもカーペットも大好きなカボチャ柄を使う事もありません。
仕方ないのでカボチャ好きな私はこの時期になると、カボチャの縫いぐるみやジャック・オ・ランタンの雑貨などをちまちまと集めてはあちこちに飾ってにんまりとする程度です。
 そのカボチャもディズニーなどと組み合されていると途端に興ざめして伸ばした手を引っ込める事になります。
 日本では女性が好きなのはキティちゃんにミッフィーちゃん関連で、ファミリーでも楽しめるキャラクター物としてディズニーの巨大ネズミがよく使われていますが、いつも凄いなぁ、と思うのはキティちゃんコラボの場合、カーテンカーペットは当たり前。トイレタリーから何と白物家電にまで室内全てを埋め尽くせる多岐にわたるバラエティがある事です。
 私は最近になって初めてキティちゃんが実は猫ではなく猫型の生物だと知り、四半世紀知らなかった事実にびっくりしました。
 男の子用だとアンパンマンなどが出ていますが、こちらはある程度の年齢になると自然と離れていくようです。
 やはり男子たるもの、それなりの齢になれば、興味はアンパンよりも可愛いアイドルや憧れのスポーツ選手などに移行していく事が多いようですので、30や40を超えてなおアンパンマンで室内を埋め尽くしているケースはレアだと言えるかもしれません。
 おそらく女性もキティちゃんやミッフィーちゃんからアイドルなどに移行する人もいると思いますが、何故か卒業しないでそのまま50代60代まで変わらない方が多いようです。
 エクステリアにまで取り入れてフェンスや玄関、灯りや車庫などにまでデザイン化されているのはディズニーのネズミですが、(もしかして、こちらもネズミ型の診確認生物という設定だったりするのでしょうか?)こちらは、丸3つでデザイン出来る為か、一見すると気づかないハイレベルなカーテンやラグマットや炬燵まで統一出来るのが家族皆で楽しめる柄なのかもしれません。
 丸三つのフェンスのある家を見るたび、私などは、きっとこちらは、ママさんとパパさんが若い時にディズニーランドやらディズニーシーなどでデートをしたのだろう。
子供が出来てからは家族で遊びに行った共通の思い出がたくさん詰まっている場所を身近に感じられるシンボルのようなものなのかもしれない。などと勝手にストーリーを作り上げています。
 私はディズニーランドには行きましたが、行くたびに長蛇の列で貧血を起こす羽目に陥っているので、乗り物はホーンテッドマンションだけで充分でした。ホーンテッドマンションは出来れば住みたいくらい好きな建物です。
 他にも、様々なショップの建物はとても好みでこんな町並が日本に出来たら楽しいだろうなぁ...とウキウキしつつ眺める方が好きでした。
キャラクターに関してあまり興味がないのは耳を付けて歩くカップルなどを見かけると、本物のネズミが家に出たら大騒ぎするのに、何故、人気なのか理解に苦しむのが先だったからでしょう。
 そう言えば、以前友人から聞いたのですが、ディズニーは家族でも大丈夫。ミッフィーはギリギリライン。キティちゃんは完全に独身の女性、と分けられるそうです。
 確かに私でも、トイレもお風呂も寝室も台所も家中キティちゃんの部屋は落ち着かないので、男性が入り込んだらかなり引くのではないかと思います。お客様用のスリッパも当然キティちゃんですからね。
 ただ、世の中にはかようなメジャーなキャラクターとはまた違った趣味で埋め尽くした室内で悦に浸る人々もいますのでそこに住む人間が幸せなら趣味を主軸にしたインテリアを作り上げるのも楽しいかもしれません。
 ちなみに、その友人曰く、あまりにもオタク要素が強く全面に出ている部屋は、意外にも同好の志でカップルになるケースが多いとのこと。
 皆さんが思い切り趣味を反映させた、もしくはキャラクターやその世界で埋め尽くす部屋を作れるとしたら、何がテーマになりますか?(笑) 

 
 先の選挙で都知事になった小池氏が、公約の中に動物(ペット)の殺処分を次回の東京オリンピックまでに0にする、という一文を挙げているのをご存知の方はインテリアに携わる方々の中にどれくらい、いらっしゃるでしょうか?

 基本的には自分勝手な理由での持ち込み等を保健所(都内の場合は動物愛護センターになります)が、拒否する事が出来る、というのが主な行政対応ですので、その分遺棄されたり、ネグレクトで密かに殺される動物達が増える可能性もあります。
 更には行政側の人数が限られている為、病気の動物や赤ちゃん達は24時間体制で面倒を見てくれるボランティアさんとの連携が必要となりますし、医療費や食費を考えても寄付頼る部分は大きくなるでしょう。ついでに、保健所が基本的に引き取り処分している動物は犬猫が主となりますので、特定外来種認定されている動物などは含まれることはないと考えるべきだと思います。
 そういう意味では目標として掲げている0という数字は表向き行政が殺す目的を持って処分した数字であり、本当の意味での0は難しいだろう、というのが私達殺処分反対派の見方です。
 ただ、どんな形にしろ「殺す為の場所」と呼んで憚らなかった機関が、「生かす為の場所」になってくれる方が、税金の使い道としては嬉しいのは確かです。
 ドイツやアメリカなどのシェルターを見ていて私が思うのは、まず現在の保健所や愛護センターを全てリフォームするか、建て直しになります。1つ2つはドリームボックスなどとふざけた名前のついたガス室込みで残しておくのもありかとは思いますが、一時的にでも動物を迎えたり、見学者などを受け入れている施設は、出来る限り手入れしやすく、衛生的で、かつ動物のストレスも緩和して、見学者が新たな家族として名乗り出たい気持ちにしてくれる前向きな雰囲気の建物の方が働く側も気持ち良い筈です。
 そもそも濡れたコンクリの檻は水で流せば掃除は終わりですが、糞尿の丁寧な始末やそこに居る動物達の衛生面を思うと、特にお子さんのいる家庭や、他にも動物が居る家庭では、まずは清潔にして、ノミダニの駆除に皮膚炎の確認など、脳内に「不潔」の言葉が溢れて今回は帰ろうか・・となりそうです。
 本来ならばそんな場所にいる子だからこそ、一秒でも早く出してあげたい!と願う人こそ家族になってほしいものですが、初見ですとある程度理解している人でも不安になるのも仕方のない事です。事実、あまりの管理の不衛生さに引き取りを止めて、ブリーダーからリタイア犬を引き取ったと方も居ます。
ボランティアさんがネットで新しい家族を募集している犬や猫も、可愛く撮れている方が問い合わせも多いそうです。
 つまりは見た目も大切なのです。
 建物も大切なのは当たり前ですよね。
一気に全ての施設が改築される事はないと思いますが、もしも、その内装や構造のリフォームなどを求められた時、この業界で自信を持って出来る人がどれだけいるかな、と考えた時、少なくとも私がこの方なら、もしくはこの会社なら、と思える幾つかの工務店や設計事務所はありますが、多分これを読んでくださっている方の中には居ないでしょう。
 それがとても残念です。
 ただ、これからますます犬や猫を取り囲む業界は伸びると思います。
 その為に他のショップや工務店と違う特化した部分をアピールする要素として、人と動物とをつなぐ空間作りを今一度真剣に考えて頂ける方が増えてくれればこれ程嬉しい事はありません。

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 あまり‥というよりほぼインテリアとは無関係ですが、我家の一員のお話です。
 田舎で自然に囲まれた我家にはその恩恵に預かった生きの良い昆虫や爬虫類や両生類や哺乳類が結構な種類出没します。
 蝙蝠や蛇などの類には大概慣れている私にしても、真夜中に頭上を這い上がって行くゲジを見つけてしまった時には思わず固まって携帯で写真を撮ってしまう程びっくりしましたが、それを上回るのが浴室でございます。   我家の浴室には結構色々な虫が出没して、引っ越ししたばかりの時は踏み込むだけで勇気を振り絞らねばならない状況でした。
 ゴキは当然として、ヤモリに蜘蛛にムカデにナメクジがローテーションでも組んでいるのかと思う程に視界を横切るからです。
 しかもこちらは完全に武装解除した状況です。
 ヤモリは別に構わないし蜘蛛もまだ良いとして、ゴキブリとナメクジとムカデの三つ巴だけは中々慣れる事が出来ませんでした。
 二匹のゴキブリが徘徊していた湯船には一度も浸かった事はありません。
 殺虫剤や様々な民間の害虫忌避剤を使いかなりの所虫は出なくなりましたが、それでもしつこく出てくるのがナメクジと春のアリでした。
 一体どこから出て来るのか分かりませんが、ありが行列を作って脱衣場を徘徊するのを見るとああ、もう暖かくなってきているのだな、と感慨にふけりつつ、コンバットのアリバージョンをあちこちにぺたぺたと貼りつけるのが恒例となっています。
 数日すれば蟻はいなくなるのですが、その後に出て来るのがナメクジ。
 出てきた当初はあっちこっちに張り付いている姿にかなり悲鳴を上げさせられたものですが、それもだんだんと慣れてしまい、更にナメクジが嫌がると言うコーヒーのガラを設置するうちに大分数が減り、それと反比例して、私自身も床にいて邪魔なナメクジを摘まんで移動させられるようにまでなってしまいました。
 慣れというものは怖いですね。
 数年を経て、ここ最近では3匹のナメクジがちらりほらりと顔を出してくる程度で、その中でも、ちょっと変わったナメクジにはなめ太郎と名前を付けて、シャワーを浴びながら話しかけたりするまでの仲になりました。
 このなめ太郎、面白い趣味がありまして、殆ど使用済みとなったアリ用コンバットに入る込むのが趣味といいますか、好きらしく、見ていると飽きない!

 もしかしたら、カタツムリに憧れているのか、それとも、ライバルだと思っているのか?
 最近では、私が浴室に入ると、アリコンバットの中からちまちまと出て来るのがまた可愛いのです。
 あまり可愛いので、写真を撮ってしまいました。
 小さな我家の浴室にひっそりと更に小さな家を構えたナメクジは、脱衣場からは出たら行けない!という約束をきちんと守って、今日も緑のお家から顔を出してくれます。
 と、言う訳で、中田なめ太郎。蝙蝠のモリさん、ヤモリのヤモリンに続く我家の隠れた住人でございます。

 

私が初めてフランスの地を踏んだのは大学の時でしたが、街並みの美しさに反して、あまりに汚くて芸術性と衛生とはまるで違う物なのだな...と少し落胆したのを覚えています。  

その後、ドイツへ留学した際にも、町並や建物自体はとても綺麗で可愛くて、本当に絵本のような美しさなのに、石畳の道の端々に大型犬の糞が落ちていて、何故にこんなに統一感のある良い町なのに、何処もかしこも糞が散らばっているのか...と呆れ果てたものです。
その量は、絶対に住人は生涯で数回はそれを踏む機会がある筈で、これで土足文化となれば、家の中にも入り込むのだと想像すると不衛生にも程がある、と言うしかありません。(実際は日本よりも湿度が低いので菌などの繁殖率は低くて日本よりも不衛生な事にはならないとの事でしたが、現在はどうだか不明です。もとい、そもそもそういう問題だけでもないですよね。)
 そして、それを更に陵駕して汚物天国化していたのがフランスでした。
 この、当たり前にあちこちに糞が散らばっているのはどうしてか?何より住民達はこの汚さが当たり前なのか?気にならないのだろうか?
 そう思っていたら、実際気にならないのが正解だったようで、驚きました。
 そもそも、かつてのフランスでは都市部など多くの人間が住んでいた場所では、トイレなるものよりも、取っ手付きの可愛らしい陶器の入れ物=おまる、をそれぞれの部屋に持ち込み、ある程度溜まるとそれを窓から投げ捨てていた時期が続いていたらしく、王侯貴族が毎晩のように集う王宮などでも、隠れて庭で用を足したり、庭に捨てたりが当たり前だったそうです。犬の糞なんて可愛いものです。
 通りの店などに入る際、いつも何故入口に雨避けなどのせり出しの無い上の住居階にほぼ垂直なのか?それは上から汚物が降ってくるから。
 石造りの達物に似合う素敵なサンシェードは通行人を汚物から守る為、ハイヒール靴やブーツは出来るだけ汚物から身体を離す為。
 黒のマントなども汚物が多少引っかかっても目立たない為、男性は堂々としていたのかもしれませんが、女性が外出中に催した場合に隅に行って気軽に屈んで人目を避けて用を足せるようにドレスはフランス人形のように場所をやたらと取るほどふわふわと広がり、
 雨以外でも傘が流行り、臭いを消す為に香水が発達しました。
 現在私達が憧れるお姫様ドレスや、履いているヒールの高い靴やブーツ。香水に日傘、これらが上から捨てられる汚物から身を守り、あるいは汚臭を誤魔化す...つまりは対処療法的に考案され、発達進化してきたものだとしたら、何とも哀愁漂う起因です。
 香水などは、日本のお香に通じるものがあるので良しとしても、どれだけの副産物が作られたのでしょう?
 現在は身だしなみやお洒落小物や、建物のアクセントなどとして取り入れられている数々のアイテム。それがどれだけの種類なのか知りませんし、他にも複合的な理由で作られ、発展してきたものもあるとは思いますが、私が一番不思議でならないのはただ一つ。
 そこまであれこれ作りだす前に、ただ1つの汚物のスマートな処理を何故誰も考えなかったのかと言う事です。
 共同住宅に1つ肥溜をつくり、そこへ直接落としこむような筒管を廊下の窓脇にでも設置して、汚物は、そこへ流し込むようにでもすれば済む事だったような気がするのですが。
 

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前回のコラムで書いたカーテン生地で作ってみましたシリーズ②でございます。
 犬用のベッド。こちらはそれぞれ消臭カーテンで作ってみたものです
普通のラウンドタイプと脇をリボンで止めるスクエアタイプ。
 スクエアタイプは中のウレタンを低反発素材や厚めの素材にすると足腰が弱ってきている犬にも一辺をフラットにする事でスムーズに寝転がる事が出来ます!
 うちのチビ達は足が短いのでラウンドの低い出入り口でもよじ登らなければならないので、いっその事、出入り口は狭めにして底と同じレベルにしても良いかもしれない...などと考えています(笑)
 カーテン生地を見ているだけであれこれ想像するのも楽しいですし、試作品で作ってみるのもまた楽しい。
 余った生地で作ったこちらは犬用のあご枕です。
本当はビーンズタイプが気持ち良いらしいですが、こんなサイズでしかも下手な縫い方でも気に入って使われると嬉しくなります。


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 カーテンの見本帳でよく見かける、お揃い生地のクッションやベッドカバー。
 統一感が生まれてかなりオリジナル要素の強いインテリアを望む方々には便利なアイテムですが、実際にそこまでしている家をモデルルーム以外で見た事が一度しかありません。
 
 高額の生地なら確かに贅沢かな、と思いますが、生地の価格もピンキリですから、良い生地よりも「好き」を基準で選んで楽しんだらもっともっと部屋が気持ち良くなるのにな、と勿体ない気もします。
 逆に、とっても好きなものの、生地代が高額過ぎてトイレの小窓のカーテンだけで、予算が行ってしまう生地があるのも確かです。
 そんな素敵で高価な生地を何もわざわざトイレに付けるというのも如何なものか。
 一日の時間の割合で考えればトイレ好きな私でも1時間が良いところです。
つまりは、1/24日。
トイレの神様は喜ぶかもしれませんが、来客の多い家ならともかく、一人暮らしで来客のない家のトイレに大金をつぎ込むのもやはり勿体ない。
 それなら、室内の窓を飾れなくてもお気に入りのカーテン生地で小物の方を先に作ってみたらアクセントになるし、大量生産のソファに置いておくだけでもサマになります。
 幸いショップでクッションカバーを制作して見本兼商品としてあちらこちらと吊り下げたり、ベンチに並べていたりとアピールしていたので、これから夏に向けて暑苦しくなくて目玉親父のような模様のある適度な青さが気に入っていた生地で45cm×45cmのクッション用にカバーを二つ。更にもう一枚別の生地で小振りのマルチカバーを注文してみました。
 ベッドカバーには小さいですがラックの目隠しや暖簾もどきとしてドアに吊るすにはいい感じです。
 ヌードクッションは当然お気に入りのホームセンターで安価なものにして、消費税分程度でも予算は抑えましたが、カバーをしてしまえば分かりませんし、そのクッションを抱えたり、背当てや枕代わりにしようするのは自分だけなので充分です。
 でもそれだけで幸せな気分になれる上に部屋がお洒落に感じられるのを考えるとインテリアのパワー恐るべし!です。
 私は犬の洋服でさえカーテン生地で友人に作って貰うタイプなので、大好きなラルフローレンの青い花柄の生地もおチビのワンピースとなって夏になるととても可愛らしい姿を見せてくれます。
 カーテンと言う枠だけでなく、大好きな生地を見つけたら大物は無理でも何かの形で自分の空間に取り込めないか?
 そう考えるとインテリアはもっともっと楽しいアイテムになるのだと、インテリアショップ=高い、と思っている方々に知っていただきたいですね。

工具も可愛い方がいい

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私は不器用ですが、工作の類は結構好きで、室内に棚をつけたり、スノコを使ってゲートを作ったり、犬用のタンスを好みに変えたりと、ちょこちょこと工作時間を作っています。
 私の手には縫い針や編み棒よりも金槌や電ドリの方が馴染むようで、浴衣は縫えなくてもプチリフォームはそれなりに形に出来るようです(笑)。
 あまり可愛らしい趣味とは言えませんが、最近は意外に日曜大工が好きな女性も多くなってきているようで、ホームセンターの工具コーナーに行くとちらほらとドリルや金具を物色している女性の姿を見るようになりました。
 工具や金具も見ているだけで結構楽しいものですし、それをどう機能させるのかを考えるだけでもわくわくします。
 ただ、電気ドリルだけは中々使いやすいものがなくて、充電式の小型の物を使っていたのですが、高い位置で使っていると重さで辛い上に二の腕に筋肉がついて困っていました。出来ればもう少し軽量化されている物があれば良いのですが、なかなか軽めの物がないのですね。
 もう少し女性向けに小振りで使い勝手の良い物はないか探していたところ、先日ネットで素晴らしく可愛い電気ドリルキット一式を見つけて即注文して入手してしまいました!
 今まで使用していたのも、女性にも使いやすい、と謳われていたものでしたが、今回購入したのは更にコンパクトで且つ軽量。
更にビット44セットで、本体はガンタイプとスタンダードタイプの可変式に加えて薄暗い場所でも手元が見やすいライト付き!
 そして惹かれるのが、カラーが可愛い赤である事!!
もうこれは日曜大工女子御用達間違いなしです。笑
お値段も2,000円を切る価格でお財布にも優しい。
テンションがかなり上がったので、思わずFBで自慢した所、男性からもですが、女性のお友達が意外にも多くコメントを寄せてくださり、工具に興味のある女性がやはり多いと納得してしまいました。
100円均一ショップの商品を材料にして様々なインテリアグッズや収納グッズを作り出すアレンジ工作から、木材や金具を材料として電ドル片手に室内改造に勤しむプチ大工仕事まで、女性も頼もしくなってきたようです(笑)
 
 


三菱電機からこの時期発売されたエアコンが従来の白物家電のイメージを大きく裏切って斬新だというのを聞いて早速チェックしてみました。

 形は少しレトロな感覚もあるきっちり感のある四角。正しくは直方体。
 形自体は元々の三菱路線ですが、色が赤と白の二種。
 リンク先で確認頂けますが微妙にメタリック感のあるボルドーレッドとパウダースノウの2カラーです。(http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1602/13/news034.html)
かなり以前からどんな部屋でも何故か浮く。しかも、なんとなく安っぽい感じがするのがどうにも受け入れ難くて、エアコンボックスがあれば良い、シールでデコレーション出来れば良いな、と無くては困るエアコンだけに形も色つきという観点も嬉しいものです。

ただ、パウダースノウは形と独自の塗装法でかろうじてある程度の部屋に合いそうです

が、代わりにそこで白というのも如何なものか?
 逆に赤はかなり部屋を選ばないと室内のカラーポイントがエアコン、と言う微妙な雰囲気になりそう...。
個人的に赤は好きなのですが、居間や寝室に溶け込むかどうかはチャレンジになりそうですね。
 特に天井近くに設置される決して小さくはない家電だけに、もう少しナチュラルな色、もしくは選べると、他の家具やファブリックなどとのコーディネイトにも楽しみが増えそう、と言うのが正直な感想です。
 ただ、合う室内なら是非色つきの家電を楽しみたいです!

 

川島織物セルコン

キロニー

リリカラ

トーソー

ニチベイ

Ichige Interior Service

YKK AP

MADOショップ

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