飽きの来ない=無難でまとめていませんか?

 
 よく買い物の時に、売り手も買い手も口にする「飽きの来ない」柄、色、形。
 私は大抵スタンダートなものが好きで流行とは関係ない(そもそも流行に疎い)性格でしたので、靴一足、バック1つ、破損やサイズが合わなくなるなどの不都合がない限り20年以上もちょこちょこと使うタイプです。
 高校時代に使っていたお気に入りのサブバックは今でも使っていますし、傘は家を出る時に拝借してきた折りたたみのものを15年以上持ち歩いています。
 気に入った物はとことん持ち、使い続けるタイプなので、断捨離には凄まじい忍耐と思い切りを必要とします。
 お気に入りのカーテンは縦のストライプですが、次は横遣いでシェードに出来ないかな、と考えているくらいです。きっと最後は背当てクッションやランチョンマットになるでしょう。
 さて、それとは別に飽きが来ない、の一言でつまらない方を選択してしまった...と失敗する事もしばしばあるのですが、そういう時はいつも、値段的にも色的にも無難だな、と思う方を購入してしまう傾向があるのに今更ですが、気付きました。
確かに、スタンダートな物は飽きが来ないですし、使えば使う程に微妙な変化があり、愛着がわく物が多いです。我家唯一の高額家具である、仙台箪笥もいかにも伝統家具な作りですが、和室にも洋室にもしっくりときて、別の物に変えたい、とは思いもしません。
よくよく考えれば、だからこそのスタンダートなのですが。
今まで購入した「飽きの来ない」物を思い出し、同時にそれで失敗した物を羅列していくと、「飽きの来ないもの」は「無難」ではあるが、「無難」な物が「飽きの来ない」ものとは限らないと言う事です。
 ついでに、「飽きが来るかもしれない」物でも、その時にとても欲しくて、この家具、このカーテン、もしくはこの壁紙が良い!!と思ったら冒険感覚でトライしてみるのも大切な気がします。(そもそも飽きる、飽きないは個々の好みも大きく反映されるものです)
 皆が皆、「飽きの来ない」物ばかりで室内を作り上げていたら、どんな商品でもそこで打ち止めになってしまうように思えます。
 流行があり、それに乗る人々が多いから、ファッションは回転し、飽きたり、良くない場所を見つけた人々からのニーズが、そこに加わり新たな素材や形を生み出し、それがまた流行となり業界をまわしていく。
 勿論伝統的なものはそれなりの良さで生き残るでしょうし、そもそもニーズが安定しての伝統となりえるわけです。
 インテリアも「飽きが来る」くらいが面白いかもしれませんね。

川島織物セルコン

キロニー

リリカラ

トーソー

ニチベイ

Ichige Interior Service

YKK AP

MADOショップ

2016年11月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

アーカイブ